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この写真は上海の古玩市場が再開発になっているところを上から覗いたものです。あっち方向に見えるビルは新天地方向(だと思う)。

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2016年08月16日

ボーリングによる地盤に関しての資源情報を共有化しようとの法制化の提案

次に断層線による都市直下型地震の場合は断層線の位置特定がまずは大きな課題です。そのためには面的なボーリングによる地盤情報が必要となります。この情報は地震だけでなく、役に立つ情報であり、ボーリングによる地盤に関しての資源情報を共有化しようとの法制化の提案がされています。

自治体の都市計画室では条例により、建築許可を得る際に、建設計画や開発計画の規模に応じて開発計画地の地盤情報を提出するように求めています。すなわち、地盤のボーリングが必要です。この地盤ボーリング結果は都市計画室に集まっていると推定されます。

この地盤情報活用検討委員会が提案している「地質地盤情報の活用と法整備」資料の中に上町断層(佛念寺山断層)ウオッチャに取って注目すべき図表が公表されていました。引用させていただきます。

ーーー以下引用ーーーー
大阪市において京阪中之島線建設の際、ボーリングデータから地下の地質地盤の様子が明らかにされました。下の図はボーリングデータ解析に基づいて作成されたトンネル設計用の地質断面図を示しています。
上町断層の特徴や断層を挟んで東西の地域で地下の状況が異なることがわかります。この断面図をもとにして京阪中之島線の耐震設計が決定されました。
設計では、西側(下盤)は軟弱粘土層と透水性の高い硬質砂礫層の互層であり,東側(上盤)に向かって地層が急変することが考慮されまして。また、耐震検討には,オールコアボーリングによる変位量調査結果をもとに,撓曲変形区間が想定され,その部分のトンネルのセグメントはダクタイル構造が採用されました。
(財)地域地盤環境研究所(2004)、Kitada et al (2012)

ーーー以上引用ーーーー






  

Posted by nobcha at 19:10Comments(0)大都市直下断層